2025年8月6日(水)、今治市南光坊にて「戦災死没者追悼献花と平和の鐘を鳴らす式典」が開催され、ジュニアコーラスSMILEが参加しました。式典には約200人の市民が参加しました。
式典では、今治混声合唱団「響」さん、コーロ コクレアさんと共に、平和を願う心を込めた合唱を披露しました。曲は、「翼をください」「青い空は」「クスノキ」「Stand Alone」「地球星歌~笑顔のために~」です。(「クスノキ」は大人だけで歌いました。)



式典の冒頭で、主催者である今治市の戦災を記録する会会長の新居田大作さんの挨拶がありました。挨拶の中で、「今治に戦災があったことを知らない人も多いです。今日の平和がどれほど素晴らしいものか。戦災を知って再確認して頂きたいと思います。」と述べられていました。
今治は、太平洋戦争末期の1945年に3度の空襲(4月26日・5月8日・8月6日)を受け、市街地の約8割が焼失。犠牲者は575人以上にのぼり、県内でも最大の被害とされています。この式典は、「今治市の戦災を記録する会」が3回目の空襲である8月6日に合わせ、毎年行っています。



式典では、吹揚小学校による作文の朗読もありました。「この世界を大切にして、戦争のない誰もが安心して平和に生きていける未来をつくっていきたい。私はそう強く思っています。」という言葉が、とても心に残りました。
演奏の後には、SMILEのメンバーも一人ひとり献花を行ったり、鐘を鳴らしたりし、80年前に起きた戦災で亡くなられた方々へ静かに祈りを捧げました。



平和への願いを胸に、未来を担う子どもたちが、その純粋な歌声で過去の悲しみと希望の光をつなぎました。
戦争の記憶を知らない世代だからこそ、歌を通して命の重みや平和の尊さを学び、そして伝える大切な役割を果たしています。
ジュニアコーラスSMILEのメンバーにとって、今回の式典はただの舞台ではなく、命と向き合い、心で感じる特別な時間となりました。
静かに響く鐘の音とともに、子どもたち一人ひとりの心にも平和の種が蒔かれた、かけがえのない一日となりました。